ナオミ・ラング&ピーター・チェルニシェフ(アメリカ)

【主な成績】

02ソルトレイクシティ五輪11位、0103世界選手権8位、0001四大陸チャンピオン

 

 長身で美男美女、ボディコントロールが行き届き、踊りが上手くてムードがあって…見栄えという点では図抜けていたカップルです。正直、難しいことはすべてピーターがやっていたし、途中からは怪我の影響などもあって、良くも悪くも見栄えに徹した、半ばEXのようなプログラムも多かった。でも、それも承知の上で「観る」と言ってしまえるカップルではあったと思います。

 

 

0001シーズン

ODFly me to the Moon」、FDG線上のアリア/四季」

 ODはフランク・シナトラの歌声そのままに、洗練されて洒脱なムード。そして、ボールルームらしさという点では、上位のカップルにも引けを取らない完成度だったと思います。FDはズーリンの好きな曲ですが、特にスローパートでのナオミのポジションが美しく、いちいち目を奪われました。

(振付:アレクサンドル・ズーリン)

 

OD: http://www.youtube.com/watch?v=X0kpNKk5GZU&feature=player_detailpage

FDhttp://www.youtube.com/watch?v=cpnHyEuBm3o&feature=player_detailpage

 

 

0102シーズン

OD「カルメン」、FD「パリの散歩道」

 「ハバネラ」と「闘牛士の歌」で組んだODは、華やかな衣装が、特にピーターに似合っていました。そして、その的確なリードに従っていくナオミの動きが、まるで闘牛士のケープのようでした。ハイライトは、ゆったりとしたタンゴに合わせたミッドラインステップ。難易度的にどうこうという話はさておき、高速で駆け抜けないだけに、じっくりと堪能出来ます。FDはゲイリー・ムーアの代表曲。冒頭のピーターによるバタフライから、いちいちすべてが印象的で曲にも合っていて、インタープリティヴ・フリーだったら素晴らしかったでしょう。技術的にはピーター頼りが露骨すぎたので…でもこの2人のハイドロブレーディングは本家ボーン&クラーツよりずっと美しいと思いますよ。

(振付:アレクサンドル・ズーリン)

 

ODhttp://www.youtube.com/watch?v=z1TtUuN0azE&feature=player_detailpage

FDhttp://www.youtube.com/watch?v=4ikXPgzNGco&feature=player_detailpage

 

 

0203シーズン

OD「ワルツ」、FDStill Lovin’ You

 ODはショスターコヴィチのワルツです。FDは、モロゾフが振付けたというよりは、前作の動きを新しいプログラムの中で整理し再構成した印象が強いのですが…演出屋さんとしては一流ですね、モロゾフ。元々印象的だった数々の動きが更に音楽に即して印象を強くし、とても見ごたえがあります。リフトやハイドロブレーディングといった大きな動きもそうですし、スピンの時のナオミのアラベスクポジションとか、トゥイズルのあわいの一瞬の間とか…モロゾフに抜かりは無く、この2人は美しかったという感じです。

(振付:ニコライ・モロゾフ)

 

FShttp://www.youtube.com/watch?v=Ovai7wPEQYc&feature=player_detailpage

 

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