キョウコ・イナ&ジョン・ジマーマン(アメリカ)

【主な成績】

02ソルトレイクシティ五輪5位、02世界選手権3

 

 粋で、洗練されて、いかにもお洒落。アイスダンサーが振付けたりもする彼らのプログラムは、いつも華やかでアイデアいっぱいだった。北米ペアですが、コーチスタッフや振付はロシア。でも、じゃあロシア的かというとそうでもない。敢えて言えばヨーロッパ風なのかもしれませんが、そうとも言い切れないものがあります。順位以上に個性的。それが彼らの立ち位置でした。

 

 

9900

SP「トゥルーマン・ショー」、FS「オペラ座の怪人」

 いちいちニクイなぁ…と端々から思わせてくれるのがSP。具体的にどの動き、というわけではないのすでが、技と技の合間に一呼吸くらいずつ、絶妙に素敵な動きが入っているんですね。一転してFSはシンプル・イズ・ベスト。楽曲もベタベタの「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」ですが、振付にもてらったところは一切無し。ただ彼らの作品は、音楽も動きもいつもリズミカルなので、心地良く見られます。

 

SPhttp://www.youtube.com/watch?v=e8R9y7GWPAY&feature=player_detailpage

FShttp://www.youtube.com/watch?v=zaQG6imgeaQ&feature=player_detailpage

 

 

0001シーズン

FS「パガニーニ変奏曲」、EXMy Baby You

 動きの随所にドミトリエフっぽさが見えるFSですが、より洗練されて彼ららしい味付けになっています。アームスの動きなど細かいところも凝っていますが、真ん中のスローパートが秀逸。そして彼らの代表作のひとつと言われるEXは、センチメンタルでドラマチックな曲を、綺麗なラインで見せてくれます。終盤にあるダンスリフトが際立って独創的ですが、別にそれが浮き出すわけでもなく、流れの中に自然にあるのがまた良いのです。

(振付 FS:アルトゥール・ドミトリエフ)

 

FShttp://www.youtube.com/watch?v=qytKIJW6DrE&feature=player_detailpage

EXhttp://www.youtube.com/watch?v=HcRjHi0l230&feature=player_detailpage

 

 

0102シーズン

SP「クレイジー・ダイヤモンド」、FS「パガニーニの主題による狂詩曲」、EX「アメリカの祈り」

 私の中にある彼らのイメージを凝縮すると、このシーズンのSPになるでしょうか。振付そのものも、流石ズーリンと思わせる洒脱さですが、当時はシンプルにキャメルとシットで終わることが多かったソロスピンにアップライトポジションを入れていたり、全体的にそしてさりげなく、凝ったプログラムと言えるでしょう。FSはそこから一転してシンプル系ですが、演じる彼ら自身の勢いもあって、いつも振付以上に美しかった。EXは古き良きアメリカの音楽を朗々と奏でている感じですが、彼らのトレードマークであるキャンドルリフトが最も良くハマる作品でもあります。

(振付:アレクサンドル・ズーリン)

 

SP: http://www.youtube.com/watch?v=tCrhqZXR-L4&feature=player_detailpage

FShttp://www.youtube.com/watch?v=-GHkooSjKNo&feature=player_detailpage

EXhttp://www.youtube.com/watch?v=BrbtvDFaFZ0&feature=player_detailpage

 

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